合わせ方は無限大、ワインと食事のマリアージュ

青森県青森市新町にある、Wine＆Sake room Rocket&co.のオーナーソムリエでもあり
合同会社Rocket&co.代表の福岡龍佑さんにお話しを聞くことができました。

ワインや、ワインと一緒にいただくお料理に関して
全く知識のない私に丁寧に教えてくださいました。

―サーモン(キングサーモンの軽いフュメ～ラヴィゴットソース～)に
ロゼワインを合わせてくださった理由を教えてください。

ワインと食事のマリアージュの一つとして、「色で合わせる」というものがあります。

魚には白ワイン。肉には赤ワイン。
皆さんが何となく知っている知識だと思います。

しかし、その中にも一概にも言えないような事があります。

例えばカツオやマグロのような赤身のお魚がいます。
こういったお魚には軽めの赤ワインを合わせる事があります。

鶏肉や豚肉もソースが白いクリームソースであれば、しっかりした味わいの白ワインが合います。

サーモンピンクという色が存在していて、ピンク色のロゼワインを合わせるという事はこの流れで納得頂けると思います。

味わいもサーモンはコクが強くて、油分が多い食材です。
さっぱりした白ワインもよく合いますが、葡萄の果皮からくる渋み（タンニン）がわずかにとけ込んでいるロゼワインの方がより口の中の油分をさっぱりとしてくれます。

マリアージュは他にも調理方法や食材の熟成具合でも合わせ方は様々です。
食事の楽しみが増えるひとつのアイテムとしてワインは素晴らしい嗜好品だと思います。

―ありがとうございました。
自分でならきっと白ワインをオーダーしていたと思います。
サーモンとロゼワインの組み合わせ、とっても美味しかったです。

”マリアージュ”を少し意識するだけでもっと食事とワインの楽しみが広がりそうですね。

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