奥羽本線・青森駅からすぐ目の前
青森駅公園に沿って店舗が並ぶ、その一角に素敵なお店がオープンしました。
その名も「Wine&Sake room Rocket&Co.」
「自分のやってきた事とこれから突き詰めたい事を形にしたらこういったお店が出来た。」と話すのは
オーナーソムリエでもあり、合同会社Rocket&Co.の代表である福岡龍佑さん。
物腰が柔らかで質問すると何でも答えてくださるお人柄に甘えて
たくさんのお話を伺うことができました。
―ワインと日本酒、両方を扱っている理由を教えてください。
【日本酒】
ワインソムリエとして働く中で、日本酒もしっかり勉強し始めなければならないなと思い始めたのが4年前。
飲食店業界もどんどんインターナショナル化していく中で日本酒というツールは、日本人である以上様々なお客様にきちんとサービス出来なければならないと思いました。
ニューヨークに渡って日本酒のマーケットを勉強しに行った事もあります。
その中で、日本酒を酒蔵のもっと近くで、もっと深く勉強したいなと思い始めました。
地元青森の日本酒を専門的に突き詰めて酒蔵との信頼関係を築いた先に、自分の中で新しい日本酒ビジョンをもって世界に発信出来ればなと考えています。
青森県産日本酒しか扱っていないのはこうした理由があります。
【ワイン】
青森のワインの需要の多さは、ワインショップやスーパーのワイン売り場の広さを見れば一目瞭然。
ワインを提供するお洒落なお店がたくさん増えて、多くのお客様がワインを楽しめる環境だと思います。
でも、何を選んで飲んだら良いか分からないお客様は結構多いのでは?と感じています。
そこを解消していきたいなんて大それた事は思っていませんが
ソムリエがいて、いろいろ聞きながらワインを選べたり飲んだり出来るお店があったら良いなと思いワインを扱っています。
勿論、この立場としてずっと勉強し続けなければという想いもあります。
―これから「Wine&Sake room RocketCo.」を、どのようなお店にしていきたいですか?
小さいお店ではありますが、幅広い年齢層の方にサードプレイスとしてご来店頂けるお店にしたいと考えています。
私とお客様がお互いに信頼し合えるようサービスに努め、結果的にそれが心地の良い空間となれば良いです。
社名のRocket&Co.という名前は夢とロマンから来ています。
かつて宇宙への憧れと夢を抱いていた人類は、ロケットを飛ばし初めて月へ到達した時、多くの人々が夢と希望を持ったことでしょう。
計り知れない宇宙への憧れを持つ事は、非常にロマンがあると感じました。
私もそんな夢とロマンを追いかけられる会社にしたいと考えています。
そんな由来から来た社名です。
日本酒とワインの可能性をもっともっと追求して、たくさんのお客様と共有していきたいですね。
―2階席もとても素敵ですね。
2階席はアンティークな雰囲気になっています。
1930年代のイギリスのテーブルや椅子。
100年前のキャビネットをリペアしたものや、移動式バーカウンターなどなど。
味のある家具は非常に落ち着いた雰囲気を造り出してくれますし、それらに囲まれて飲むワインはまた格別です。
大きな窓からは、駅前広場が広がっていて静かで穏やかな空間をのぞく事が出来ます。
ワインは誰と何処で飲むかでも味が変わります。雰囲気も味わって楽しんで頂けたらと思っています。
―ありがとうございました。
私のようなワインに慣れない初心者でもリラックスして楽しむことができました。
美味しいワイン・日本酒に、食事。オーナーソムリエの誠実なお人柄。
たくさんの魅力がつまった「Wine&Sake room Rocket&Co.」にみなさんもおでかけください。
ローコレ『Wine&Sake room Rocket&co.』グルメリポートはこちらから
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合わせ方は無限大、ワインと食事のマリアージュ