青々とした竹林になるばずが、今の竹林は枯れてしまい生気を感じる事ができません。
2009年(平成21年)に植栽した竹は、8年の歳月で見るも無残な姿に…
8年間の間に出てきた若芽も次々と枯れてしまった状態。
このままではダメだと竹林の管理に着手します。

土壌改良から始め十分な水やりを行います。
「前年秋に落ちた枯葉」「芝刈り後の芝」を黒土の上にかぶせ堆肥とします。

2017年5月21日(日)
水分量を感知してタイマーで水やりを行える水分センサー付きの自動水やり器を設置します。


【takagi 水分量を感知しタイマーで自動水やり】
この自動水やり器 なかなかの優れもの。ですが、水やり器のあれこれはまたの機会に紹介するとして。

潅水時間は毎日2回。
・04:00から90分
・12:00から90分

この時で、孟宗竹の若芽が1つ顔を出していました。(画像ありません)

2017年5月26日(金)
定期的な潅水開始から1週間が経過。
その間に若芽がひょこひょこ顔を出し始めました。毎日増える若芽の数。

もう既に10本以上芽をだしています。
ここで土をかき分けて若芽の状態を確認。細くとても収穫できる状態ではありません。(収穫するつもりでした…)
今出てきた若芽は竹として育てる事にしました。

2017年5月30日(火)
若芽の様子はぐんぐん成長していて調子は良さそう。
しかし前年に出てきた竹は枯れる寸前で、その細さもあり真っすぐ伸びる事ができず添木が必要な状態。

竹林の維持管理は簡単なものではなく、全国的にも荒れ竹林が問題になっている程。
上司の手ほどきやインターネットから得る情報を元に今後の管理指針をつくらなくてはなりません。
こういった状況の中、山形県森林研究研修センターが作成した「孟宗竹栽培管理マニュアル(山形県版)」が目に留まります。

孟宗竹栽培管理マニュアル.PDF

山形県の気候条件などに適したマニュアルは、ここ青森でも十分適用される部分があるはず。
内容は大変参考になるものでした。これからの方針を明確に組み立てられそうです。

つづく。